<栄養素を伝える>
食べ物は3つの栄養素のいずれかに分けられることを知る。
赤… 血や肉になる(肉、魚、卵など)
黄… 体の力のもとになる(米、パン、めん、いもなど)
緑… 体の調子を整える(野菜、海藻など)

3色の円グラフを作り、食べ物カードをつくる。給食のこんだてを見て、どこに当てはまるかを考えて貼る。

毎回高野先生から聞くだけでなく、自分たちで繰り返し考えたり相談したりして進めることで意識づけていくことができた。

<加工、調理品のもとを知る>
「ハンバーグは何からできている?」「きなこのもとは何?」など普段食べているものは何からできているのかを伝える。

クイズを出して、ゲーム感覚で知ることができ、毎回楽しみにしていた。2学期には「大豆」を題材に、大豆は何からできて、何になるのか、食べ物の変化を実物を見たり触れたり、嗅いだりしながら感じていった。








<野菜を育てる>(トマト、ナス、キュウリ、えだ豆、いも)
苗の状態から苗を植え、肥料、水をやり、毎日育てた。実はどこになるのか、どんな花が咲くのか、生長の様子を伝えたり、気づけるようにした。次第に子どもたち自身の気付きを伝え合ったり、食べ頃を見分けたりする姿が見られた。


<花を育てる>(アサガオ、やぐるまそう、きんせんか)
アサガオ種をまき、土、肥料、水、太陽の光が生長に必要だということを知った。
お泊り会にて、「水、空気、光(太陽)、土」の4つのパワーが自然や人間に必要だということを体験を通じて感じ取った。


野菜と同様、自分たちが実際に経験していくことができ良かった。



園で育てた野菜
(ピーマン、ナス、ミニトマト、枝豆、さつまいも)
を描きました。


年間を通して知ったことを思い出して、グループ又は個人で
絵と文で表わしました。

<自然の大切さを知る>
野菜作り、花を育てる体験の他に、環境絵本を取り入れ、ごみ、空気、水、リサイクル、エコなどについて知らせていった。その中で、子どもたちが家で行っていることを伝えたり、園で気をつけていくことを考えたりすることができた。
自然が壊されていることを知り、どうすれば守っていけるのか、どんな自然が大切なのかを考えた。

話し合いや絵画で子どもたちの思いを知ることができ良かった。
その思いを発表会で表現した。


<命のつながりを知る>
発表会を通して人は自然と助け合って生きていることを知った。高野先生を招いての講演にて、自然からの直接的な力だけでなく、食べ物を通してパワーをもらってること
、土、光(太陽)、水、空気→草→うし→ライオン

といった自然のつながりと
土、光(太陽)、空気→草→うし→人

といった連鎖、つながりを知ることができた。食べ物への感謝の気持ちを持つことができ、良かった。